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2010年1月16日 (土)

曲げられない女

「曲げられない女」は、やはり働きマンだった。

「働きマン」の場合、時として「働きマン」のモードが入るけれど、「曲げられない女」の場合、「働きマン」のモードは入りっぱなしになっている。

午前1時半まで毎晩勉強してる、たったひとりの兵士。

荻原(おぎわら)早紀(菅野美穂さん)の戦う相手はたくさんある。

現実世界と同じように。

「弁護士になりたい」ーその9年来の夢とそれを叶えようとする行動に横槍が入る。

例えば、結婚。

人は突出した意志の在り方を、きっと中和したいに違いない。

夢や志を持ち続けることが困難な時代だ。

夢や志自体を持てない、持たない人々の方が多い。

荻原早紀は異分子であり、たったひとりの戦いをし続けている。

谷原章介さんの役が、これからどのように絡んでくるのか、楽しみだ。

たったひとりの兵士にも、柔軟な戦略と戦術が必要かもしれない。

「曲げられる」ふりをすることも、「曲げられない女」の資質としては、ありかもしれない。

●曲げられない女 ポスターの記事

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