「頂きはどこにある?」
原題はPEAKS AND VALLEYS。
人生は山あり谷あり。よくそう云われる。
人生至るところに青山あり、とも。
山と谷によく喩えられるこの人生を、どう生きていけばいいか?
それが挿話によって語られる。
以前から書店で気になっていた本だった。
購入しようと思ったのは、ぱらぱらとめくったページで出合った言葉。
谷とは恐怖心だ。
(P77)
寓話の形を借りて、なかなか深い話が展開されていた。
本文にある言葉でいえば、この本は『順境と逆境に対する、山と谷の対処法』であって、テクニックよりも、そのコンセプトを伝える書と受けとめた。
一回読んでみて、よく書かれているなあと感心し、もう一度読みながら、全体の構造に興味を持った。
1.谷間の憂鬱
2.答えを見つける
3.忘れる
4.休息する
5.学ぶ
6.発見する
7.分かち合う
8.山と谷を活用する
9.山を楽しむ
わずか126Pのこの本は、おそらくConcept Bookなのだろう。
原書で一度、読んでみたい。
英語ではさらにConceptを論理的に読み取れるように思うので。
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