朝はふたたび
今日は図書館で勉強した。
息抜きに読んだ週刊新潮で、「朝はふたたび」というタイトルの藤原正彦氏のコラムを読んだ。
日本は詩歌の国であり、詩歌の暗唱で風景に感動した体験について書かれてあった。
安野光雅氏がヨーロッパをひとりで写生旅行していた折、疲れが溜まったら大声でクルマの中で歌って、そしてシャンとされたという詩が引用されていた。
(引用)
「朝はふたたびここにあり
朝はわれらと共にあり
埋もれよ眠り 行けよ夢
・・・・・・
きょうの命の戦闘(たたかい)の
よそおいせよと 叫ぶかな」
この言葉が響いたのは、今朝も湘南の海辺に佇んでいたから。
朝はふたたびここにあり
何かを願い、そして自分を律するためにボクは海辺に立っているのだろうか。
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