七草がゆを食す朝
1月7日の朝、七草がゆを食することは、ひそかな楽しみとなった。
それはここ数年のこと。
七草がゆ。
いつも前日から密かに期待している。
今朝は早起きして、4kmジョギングした。
朝日の中で、七草がゆを食べた。
このうえなく仕合わせだった。
おかゆがお腹の中に収まって、身体は温まる。
一年の無病息災を願って、願いながら食べる。
子供の頃、母親が歌うように教えてくれたことを思い出す。
ーせり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、 これぞ春の七草。
息子たちも、七草がゆを楽しんだだろうか?
古くは室町時代から、一般家庭では江戸時代からこの習慣は広まったという。
日本の素敵な習慣。
おかゆの白さ、そこに七草。
今はやりの言葉でいえばエコ。
身体もまた労わって、時にはオーバーホールしてあげなくては。
お正月明けの七草がゆは、小さなオーバーホール(overhaul)。
「七草がゆ」は、そんなことを考えさせてくれた。
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