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2010年2月12日 (金)

「あの成功者たちがこっそり使っている!」

経営コンサルタントの神田昌典氏が経済的成功を収めたのは、こういうタイトルを命名した本を出してるからだろう。

しかし文庫化される前、この本のタイトルは「なぜ春はこない?」だった。

「なぜ春はこない?」では、あんまり売れないかもしれない。

今は刺激的なタイトルの本が氾濫している。

そんな中、大和書房の「だいわ文庫」から、この本を探し出すのは至難のことだろう。

けれどこの本は読むに値するので、ご紹介します。

ボクは占いを信じません。

著者の神田氏も信じていません。

けれど、どうも人生には12年周期でめぐるサイクルがあるらしい、という処から始まって、自分史を分析してみると、確かにそういうリズムがある。

だから興味深く読めた。

最近、神田氏の本を続けて読んでいるのは、“ふむふむ”“成る程”、“そうですよね”、と共感する部分が多いので。

正直ちょっといかがわしいイメージを感じていましたが、(この文庫のタイトルもそう)最初に読んだ本のタイトルが「非常識な成功法則」であったので。

けれど、かなり確かな事が書かれている。

今日は有休をとったので、図書館で自分の過去六年間を辿ってみた。

手帳とノートから、タイムマシンに乗ってもう一度、生き直したような気分になる。

神田氏の提唱する「春夏秋冬」理論になぞらえてみる。この理論は、経営の「成長カーブ」を人生に適用したもの。

三年毎に、季節は巡る。そう考える。

季節を当てはめてみる。

今、どの季節を過ごしているのか?

過去と現在、そして未来を考察するにあたって、今自分はどの季節にあって、何を注意し、これからの季節の備えをどうすればいいか?・・・そんな事を考える。

試してみると自己発見がある。

結局、自分の中に宝の山があると思える人間は、占いを信じない。

しかし、人類の叡智のひとつとして、占いや占星術を活用することはあるだろう。

汝自身を知れ・・・という言葉があるけれど、自分自身が生きてきた道程を自分自身が知らないと知った日。

あの苦しい日々が、今の自分の基礎をつくってると知った。

それが今日、有休をとったことの成果。

汝自身、知っていますか?

あの成功者たちがこっそり使っている!―「春夏秋冬理論」で今日から運が開く (だいわ文庫) Book あの成功者たちがこっそり使っている!―「春夏秋冬理論」で今日から運が開く (だいわ文庫)

著者:來夢,神田 昌典
販売元:大和書房
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