明日は初めの一歩を踏み出して
昨日のブログ「孫正義氏の言葉 DIMEの記事で」に、ある方からコメントを頂きました。
「明日は初めの一歩を踏み出してみよう」と書いてくださいました。
そのあなたに宛てて、これから書こうと思います。
●30年先をみる生き方。
30年先、あるいは50年先をみようとすることは、ひょっとすると自分の有限の人生を超えた、大いなる生き方へと連なっていくことかもしれません。
30年先の自分の会社のこと、あるいは自分がいなくなった後の経営という事もあるでしょう。
しかし人生が有限であると認識して30年後を考えることは、そのタイムスケールから、きっと夢よりも志(こころざし)が求められるはず。
●とりあえず明日を。
here & now という好きな言葉があります。
「今ここ」にしか時間はなく、未来も過去も人間の脳裏にある・・・そんな考え方にたてば、とりあえず明日を考え一歩を踏み出すことは、とるべき最善の生き方であると思います。
ー「せめて一日穏やかに過ごす」
本当に穏やかに過ごせる一日を願いたいものですね。
そう願いつつも、この少し壊れた世界にあっては様々な現実に直面し、課題に対処して、やっと一日が終わります。
「やれやれ」。
一日をやっと乗り切った大人は、本当はすごくカッコいい存在かもしれません。
なにせ一日を乗り切ったのですから。
●自分を変えることはできるか?
はい。
できると思います。
自分の<認識>を変える。
あるいは自分の人生に対する<態度attitude>を変える。
この二つのことによって。
それを、様々な逆境下で戦ったり、克服したりする人々の中に見出せると思います。
耐え難いと思えるような逆境から、<認識>と<態度>を変えて再起する人々の姿を、映画や書物で知り、ボクは随分励まされてきました。
ヒーロー(ヒロイン)には、必ず困難が襲い掛かり、それを克服することによって真のヒーローになる。
それがドラマの本質なのでしょう。
人の心を勇気付ける本質といえるかも。
素晴らしい人間には、素晴らしい人生への態度attitudeと、人生の課題に対する認識があるように思います。
危は機なり。
目の前の課題に対し、それをどう認識すれば「前に進める力」になるか?を考える時があります。
あるいは困難に直面した時の人生への態度を、どう素晴らしくできるのか?
そして一歩を踏み出した時、あるいはその姿を周囲が、家族が、息子たちが見ていてくれるかもしれません。
そして30年後に。
自分以外の人々の生きるヒントになったとしたら。
結局、人は物語を生きているのかもしれません。
自分の物語を生きることが、実は自分を変えていくということかもしれませんね。
あなたは、私にそのようなことを考えるきっかけをつくってくれました。
感謝します。
どうもありがとうございました。
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