映画「愛を読むひと」
ケイト・ウィンスレットがアカデミー賞をとった映画「愛を読むひと」をDVDで観た。
年齢差のある恋人たちのラブ・ストーリーだと想像した。
他に何の予備知識もないまま観始めて、途中から、これはこんな話になっていくのか?という体験をした。
映画の楽しみとして、このどこに連れて行かれるか?わからないという処は大切なので、ストーリーや感動をそのまま語ることをせず、自重します。
期せずして、主人公の男性の視点で事態の推移を見守ることとなった。
愛する者は、愛の力によって、常人が考えも及ばぬ事を成すもの。
この映画で立ち会うのは、そのことだ。
過酷な人生を通じた物語にあって、二人が共に過ごせた僅かな時間は、その時の美しさゆえ、印象に残る。
原題「The Reader」(朗読者)。
ケイト・ウィンスレットの演技が、宝石のように素晴らしい。
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