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2010年3月 5日 (金)

不毛地帯 last but one

毎週楽しみに観てる「不毛地帯」、いよいよ来週最終回なのか?

木曜の晩on air時には滅多に観れなくて、週末にHDDプレイヤーで観てきた。

最近は週末まで待ちきれずPSPに「おでかけ転送」して通勤途中で鑑賞する。

とにかく目が離せない。

壱岐正(唐沢さん)が陣頭指揮をとる石油採掘。

石油を断たれ開戦した太平洋戦争とが、時空を超えアーチで結ばれている感がある。

シベリアの抑留体験と「第二のシベリア」になるイラン石油開発。

その壱岐の周辺に蠢く欲望のバイプレイヤー。

そういうものがすべて「不毛地帯」である。

その不毛地帯を人は必死になって生きているという感じがする。

戦後の産業界・経済界を壱岐という人物に着目しながら、この「不毛地帯」を追ってきた。

いいドラマは終わってほしくないと思う。

この「不毛地帯」は終わってほしくない。

一方、現実世界では「不毛地帯」は続いたままである。

●不毛地帯(過去記事)

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