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2010年3月13日 (土)

検索が「不毛地帯」で埋まってしまった

自分のブログ検索フレーズランキングが「不毛地帯」で占められてしまってる。

最終回が放映された11日には、Yahoo!のブログ検索に載った。

Img_2591

それだけ「不毛地帯」は人々の注目を集めてるドラマだった。

視聴率より大切なものがある。

最後に、「不毛地帯」で最も印象に残った場面について記しておきたい。

2/28(第十六話)、壱岐(唐沢寿明)が兵頭(竹野内豊)に対し、モスクワ行を拒み激高する場面があった。

モスクワで石油入札価格の情報に関するイラン要人との秘密会談がある。

シベリアに抑留されてた過去を持つ壱岐は、モスクワ行を拒絶した。

なじる兵頭(竹野内さん)に対し壱岐(唐沢さん)が放つ言葉ー。

君には、極北の流刑地で囚人番号を押され、地下数十メートルの暗黒の坑内でツルハシを持ち、十一年間も重労働を強いられた人間の苦しみがわかるか!

この唐沢さんの迫真のシーンに、壱岐という男の内面をみた。

人にはきっと言葉にはあらわせない内面に、不毛地帯がある。

それは内なる<シベリア>。

自らをも苦しめるその<シベリア>こそが、自分を突き動かしている。

それを知っている大人が、この「不毛地帯」を支持し、観続けてきたのだと思う。

「不毛地帯」は、そのようなことをボクに教えてくれた。

ありがとう

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