チリ地震の津波の余波
昨日はチリ地震の津波の影響が全国の交通機関に出た。
長男が午後から横浜に用事があり、早めに駅に向かった。
ほどなくして電話があった。
東海道線が不通になってることを知る。
横浜にどうしても向かわなくてはならない長男を助けるために、クルマで国道1号線を横浜方面に走り始めた。
やがて尋常でない交通渋滞に遭遇した。
原宿の交差点を越えたあたりで、このままクルマで移動するのは、危険と判断した。
どれだけ時間がかかるか?わからない。
それよりは、戸塚駅から再び鉄道で横浜に移動する可能性を探った。
クルマの中から自宅に携帯で連絡をとり、自宅で情報収集してもらう。
車内でも長男は携帯から情報を取ろうと試みていた。
戸塚駅の方へステアリングをきった時、どきどきした。
戸塚駅が近づくに連れて、東海道線が動いている様子がみてとれた。
クルマを降りて、駅に向かう長男を見送った。
おそらく大丈夫だろう・・・。
そう思いつつも、横浜まで辿り着けたかが、気がかりだった。
しばらくして携帯にメールが入った。
横浜に無事到着したという連絡だった。
ほっとした。
世界を俯瞰してみる方法はないので、物事は断片的にみえる。
情報も断片的に得られる。
それが現実なのだ、と思った。
限られた情報から、得られた情報から、正しい判断をしなくては。
それは難しいことだけれど、それを要求される時がある。
午後のTV中継で、津波がどのようなものであるかを知った。
津波の余波は、世界がどこかで繋がっているという認識と、そこにある危機が知識と情報がない場合、安全かと錯覚してしまう危険性があることを、教えてくれた。
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