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2010年4月11日 (日)

わが家の歴史

フジテレビ開局50周年特別企画の三夜連続ドラマをみた。

三谷幸喜版「ホテル・ニューハンプシャー」(J・アーヴィング)のような感じで、楽しんだ。

普通の家族ではなくて、とっても個性的な大家族が、現代史を生きる。

それぞれがドラマチックで異常。

だけれど、ドラマというお約束事で観れるから、観れてしまう。

その現代史の風俗・事件は、わたしたちとの共通の記憶であり、その狂言回しとして、この大家族が話を紡いでいくという構造を持っている。

それぞれの役者・女優さんが、楽しみながら演じているのが、よかった。

観ている方も、気を抜いて観れる。

TVらしさを、狙ったのか。

ドラマの最後は、東京オリンピックで締めくくられた。

成る程。

TVが最も輝いていた時代だった。

1964年から現代までは、ほのぼのしたお話が造りにくいかもしれない。

三谷幸喜氏のバランス感覚が最後まで、破綻せずに進んでいく。

そういう安心感を与えてくれることが、ありがたい。

安心をお茶の間に届けることは、TVのもうひとつの使命かもしれないから。

●わが家の歴史HP

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