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2010年4月 2日 (金)

サントリー 伊集院静氏の広告

「新社会人おめでとう」。

そこから始まるサントリーの新聞広告が、4月1日の朝刊に掲載された。

伊集院静氏になって十年目のメッセージという。

あらゆるものが見直されている。自分たちだけが富や幸福を得ればいいという考えでは世界は閉塞するのがわかった

自分の欲得を追求する行動原理だけでは、世界も本人もハッピーになれない、そう気づき始めた時代。

伊集院氏は、何十年に一度の不況の時に船出する新社会人に対し、それをチャンスと位置づける。

千載一隅”の時。

せんざいいちぐう、とルビをふり(辞書を引きなさい)と書く伊集院氏に、若者に対する温かい愛情をみた。

本当に、千載一隅のチャンスの時だと思う。

今までの仕組み・システム・価値観が機能しえなくなってきている。

それは新しいパラダイムが求められる時代がもう来ているという事だろう。

大人にとってもチャンスなのだけれど、既得権益を持つ大人たちは、持てるものを守ろうとしがち。

むしろ何も持ってない若者、新社会人こそ行動しやすく、チャンスをモノにしやすいはず。

仕事の概念も変わるだろう。

汗をかこう”-そう伊集院氏は呼びかける。

額の汗と、頭脳に汗を。そして少しばかり冷や汗をかいてもいい。

ならば働く上で、生きる上で大切なものは何か。姿勢である。どんな?それは揺るぎない“誇りと品格を持つ”ことだ

うむ。

新社会人になってから何十年か経つけれど、“誇りと品格”を持てたためしはなく、自信もない。

社会では“誇り”をずたずたにされる時があるものと、覚悟しておいた方がいい。

けれど、その時、どのように自分を支えるか?

どのようにその逆境を乗越えて行くか?

そこが大切なのだ。

そんな時、周囲の誰かはきっと見ている。

君はひとりぼっちだと思っている。

しかし、そんな君を見ている人がいる。

クライシス・ポイントを(カッコ悪くとも)自力で乗越える度に、品格の一粒が身につく。

新社会人になったつもりで、4月1日を迎える旧社会人がいることも忘れないでいてほしい。

そして最後に。

新社会人ならば、山崎10年で、ハイボールを飲んではいけません。

ホワイトかレッドで。

贅沢から人生を始めてしまわないように。

贅沢から始めると、ステイ・ハングリーではいられなくなるからね。

そうボクは思います。

新社会人のみなさん、おめでとうございます。

幸せな人生を目指して、

あなたの奮闘を祈ります。

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