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2010年5月22日 (土)

吉瀬美智子さん 「ハガネの女」

コメディかと思って観始めたら、なかなかシリアスなドラマだ。

4年3組の臨時教師・ハガネ(吉瀬美智子さん)は、単なる熱血先生ではない。

自分の理念を押し付けるよりも、生徒に近づいていき、問題を解決しようと試みる。

行動的な吉瀬さんの自然な演技は、みていて気持ちいい。

間違うこともある。

しかし即行動し、「先生 間違ってた。 ごめん」ーそう謝罪する潔さ。

そこが良い。

吉瀬さんが子供に頭をさげる姿は、爽やかだ。

それにしても、子供たちは天性の役者だ。

教室で繰り広げられる複雑な設定で、ストーリーにすっかり裏をかかれてしまった。

「いじめ」という見えにくい構造がドラマの基軸にある。

悪いと思ってた子が、いい子であったりする。

その逆もある。

それがハガネ・吉瀬さんの戦う現実だ。

しかし吉瀬さんは子供たちに入り込んでいく。

だから、その戦いにいつか勝利することを願いつつ、来週もまた応援することに決めた。

吉瀬さんのファンということで、ドラマの欠点には全て目をつむる。

欠点よりも、長所をみたい人間なので。

吉瀬さんは、やはりいい。

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コメント

……そうですか。
私は、職業病だと思いますが、完全にプライベートでテレビを見ることができなくなってしまいました。
テレビを見るのは自分の仕事のチェックの時だけです。(それにしたってけっこうな時間テレビを見ていることになりますが……)
板前さんは外食の時刺身に全く食指が動かないといいますがそんな感じなのでしょうか。
そんな訳で彼女のことはテレビで見たことはありません。チャーリーさんのブログを介してしか彼女のことを知りません。
相当、いいオンナなのでしょうね……
(これでも業界人か?)

投稿: arriba | 2010年5月22日 (土) 21時46分

arribaさん

TVを観て楽しめる時代というのが、かってはあった気がします。

毎週、あのドラマを追いかけて・・・といった楽しみが、いつの間にか、自分でも少なくなってしまいました。

それは世代や、TVと自分自身との関係に依るものかもしれません。

それだけに、今回の吉瀬さんのTVプログラムを、あえて“追っかけ”ようと思っている気がします。

昔「たとえば、愛」を観ては友と語り合った学生時代。

その時代には、ビデオもDVDもインターネットもなく、映像はTVと名画座でしか味わえなかった。

そんなことをarribaさんのコメントから想起しました。

自らの番組しかみない、というarribaさんの矜持は「サイのように進め」というウパニシャット哲学の教えと同じでは?

そう思いました。

投稿: チャーリー | 2010年5月23日 (日) 09時17分

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