生徒会長を務めた次男坊を慰労した
生徒会長を務めた高3の次男坊は、新会長に会長の座を禅譲した。
(一年間、よくやってきたな。)
傍でみていると、高校生の直面する現実には様々なものがある。
(会長さん、なかなか大変だなあ。)
先週、新会長の選出が無事に終わったのを機に、次男坊を誘った。
「慰労してあげよう」。
日曜の夕方、クルマでスーパー銭湯に行った。
竜泉寺の湯。
人気のスーパー銭湯は家族連れで、賑わっていた。
「ご飯は静かな処に、行こうか」
「回転、にするか」
クルマの助手席に座った次男坊から、生徒会長の苦労談をたくさん聞かせてもらった。
きっと無事にやり通せた安堵感があったのだろう。
仲間たちに支えてもらったということも。
ちょっと贅沢な回転寿司屋で、ご馳走した。
最後に、次男坊がずっと注文しなかった好物の「生うにの軍艦巻」を薦めた。
「君も値段を気にするのかな」
「そうだよ。昔からね」
「そうだったかなあ」
「パパはいつもプッシュしてくれるから、ボクは断るでしょ」
ふうん。
そうか。
確かに。
ボクは甘すぎる父親なのだ。
それを君は知っている。
でも、君に判るかな?
君らを育てているつもりでいたけれど、いつしか君らに育てられてる。
がんばっている君たちのように、がんばる自分でいたい。
そう勇気づけてくれるのは、大人に近づいてる君たちなんだよ。
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