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2010年6月 5日 (土)

ハガネの女 吉瀬美智子さんは

Round3の吉瀬さんを観て思った。

吉瀬さんは、子供たちと同じ時間を生きている。

子供たちは、子供たちの”可愛らしい”時間を生きてはいない。

むしろ暴力の支配する世界を生きているというべきか。

あるいは理不尽な世界を耐えて生きている。

(それは、大人たちの困難な状況と変りはしない。)

むしろやっかいなのは、庇護してくれるはずの親たちが、子供たちを支配しているという構図だ。ユートピアか?いや、反ユートピアかもしれない。親と子の関係は、普遍的に。

吉瀬さんに、親の支配の影はない。

きっと愛されて育ってきたハガネ。

愛されて初めて組立てられるファンダメンタルズというものはある。それが吉瀬さんと他の芸能人と違う強みなのだ。

吉瀬さんの幸福感は、彼女の資産なのだと思う。

愛されて育った人には、何が大切なのかを人から教わる必要はない。

愛こそ全てなのだ。

それを分っている人に、愛を説く必要はない。

愛は説くものではなく、感じ取るものなのだから。

Round3では、愛の告白が描かれる。

昔、ユーミンは歌った。

ほしいものはほしいと、いった方が勝ち。

愛は告白してこそ、初めて愛になるのだ。

あなたの傍にいる人に、好意を素直に表せたら、いいですね。

それは幸せのほとんど全てでしょうから。

●ハガネの女 Round2

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