ハガネの女 吉瀬美智子さん Round6
ハガネは硬いけれど、その分もろい。そんなハガネ(吉瀬さん)は、今回たっぷり涙を流した。
悔しくやるせない涙。悲しい涙と違って、そこにカタルシスはない。
今回のRound5のテーマは、「命(いのち)」。
誰もが心にトラウマを抱えて生きている。
ハガネにもまた少女時代に受けたトラウマがあった。
親友を亡くした痛み。救えなかった悔い。
教え子が失踪した。心に傷を負って。
母親には「いらない子」「邪魔な子」と思い込んだ。
運良くその少女が一命をとりとめた時、吉瀬さんは云った。
生き続けなきゃわからないことって、たくさんあるんだよ。
一生消せない痛みを抱えているハガネが云うから心に響く。
その痛みもまた生きているから痛いのだ。
そしていよいよ来週は最終回。
現実と同じように、ドラマにカタルシスはないかもしれない。
けれど、吉瀬さんの毎回の奮闘に、勇気づけられている自分がいる。
だから、最終回は残念ですが、必ず観ます!
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