一週間を振り返る 笑顔のパワー
今週はW杯パラグアイ戦が29日(火)の晩に配置された一週間だった。
天候は梅雨らしく高温多湿の日々だった。
寝不足と体調維持を意識しつつ、一週間の終わりにやっと近づいた。
7月1日(木)には個人的な節目を乗り越えた。
そんな一週間の内に、3人の友人たちとそれぞれお酒や昼食を共にした。
ワールドカップのチームプレイをみていて、自分自身のチームについてノートに記してみる。
家族、友人たちの名前を、ひらがなで書き記す。
ボクの身に起ることに気を配ってくれる友人たち、そして家族。
ボクもまた相手の身に起きている事柄に対し気を配る。
そんな関係だから、ボクのチームなのだと自覚した。
そういう事に自覚的になった一週間。
要所要所で、笑顔を大切にした。
笑顔を大切にすると、面白い変化が起きるのだ。
“善き”方向に、事態は向かう。
例えば、会社の同僚に街でばったりと会った瞬間、オフィスですれ違う瞬間、アイコンタクトの時には笑顔を浮かべる。
すると相手の表情が輝く。
それを見るのは、とても気持ちのいいものだ。
時には立ち話をしたりして、近況を確かめ合う。
安穏と生きていける時代ではないので、それぞれ人は課題を抱えて今を生きている。
ボクもまた同じこと。
そんな時こそ、笑顔を大切にしようと心に決めた。
笑顔は心から怒りを消し去る。
つまり幸せへの一歩と知った。
自分が逆境にある場合でも、顔を笑顔で飾れるように。
そうやって生きていると、人は心を開いてくれるものなのだ、と知った。
例えば、交渉事の時にも、笑顔は素晴らしい戦略を展開してくれることがある。
笑顔は、まさに戦(いくさ)を略すのだ。
どの交渉にも、目的がある。
自分の感情を相手にぶつけることは、多くの場合、問題を混乱させ複雑化させ、事態を悪化させてしまう。目的を見失う。
対立や争いを回避し、笑顔でお互いの共通の目的を見出していくよう試みる。
笑顔には場の緊張を緩和させる力がある。
自分が笑顔を自覚的に活用するためには、バックグラウンドで心身のコンディションを整える必要がある。例えば、ボクの場合、毎日4kmくらい走るなどして。
顔の筋肉が穏やかに緩和しなければ、本当の笑顔にはならない。
子供たちの笑顔と目の輝きは、セットになっている。
大人になると、それを見失いがちになる。
ニコニコと自分を信頼し、人と係われる大人でありたい。
たとえ、自分が窮地にあっても、そのスタンスを大切にして生きたい。
余裕のある時の笑顔以上に、皆が困っている時に示せる笑顔は、戦略的な意味合いを持つ。
その笑顔はひとり微笑む自足的なものではない。
人間同士の関係性を豊かにしうるもの。
つまり、そんな笑顔は人間の文化の領域にあって、人を勇気付ける力をもっている。
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