地上で起きている事が、むなしく思える時、空を見上げる。今夜はフルムーンだ。ボクはホームライナー小田原23号の車窓から、そのフルムーンを見続けた。神々しい程、銀色に輝く月とボクは向き合った。地上で生きるボクの愚かな迷いや不安を、どうか月の光で浄化してくれ給え。今夜ボク以外にもこの月を眺める人がいてほしい。1Q84の世界とは違って月は一つだけれど、フルムーンを見続けるボクは、どこか青豆の心境に近いものを感じていた。世界は複雑すぎるが、月を見続けていると、世界は単純で、天体の運行のままに生きればよいと、月は語っているようだった。
コメント
♪お月さん こんばんは
まあ今夜はなんて涼やかな
よい冬 よい夜 よい天気
気分のすぐれぬ 哀しい夜よ♪
私が高校生の時に一緒に組んでいた友達が
オリジナルで作った曲の一節です(^^)
(詳しくは、チャーリーさんの隣にいる方に聞いてくださいまし)
今夜のようなきれいな月を見ると、
ついつい思い出して歌ってしまいます(^^;)
もちろん、自分の影法師をみつめながら・・・。
投稿: みゆき | 2010年8月25日 (水) 23時01分
みゆきさん
>自分の影法師をみつめながら・・・。
さすが、ですね。
修行の足りないチャーリーは、月に向かうばかりで、月明かりでできた自分の「影法師」と対話するのを怠りました。
すまぬ、俺の影法師よ!
太陽と月、月と私 私と影法師。
不思議な対称性に、気がつきました。
投稿: チャーリー | 2010年8月26日 (木) 07時10分