湘南 夜明け前
夜明け前の空は、美しく染まっていた。
クルマを走らせながら、パチリ。
江の島の<日の出スポット>に辿り着く頃には、もうこの色合いは存在しない。
短くはかないものに、しかし意味はないとは云えない。
世界の美しさのひとつを、ボクは確かに見た。
そして江の島にて。
夜明け前の空が輝く。
今日はTokyoに向かわなくてはならない。
日の出は、待てない。
夜明け前の空を瞼に焼き付け、帰宅した。
今、ボクは夜明け前に立っているのだ。
日の出を迎える前の空に、希望を託そう。
今日は研修三日目。
学べば学ぶ程、自分の未熟さがわかってきて、苦しい。
謙虚になるしかない。
虚心に学ぼう。
奢る者久しからず。
まだ、夜明け前なのだ。
今日も一日、いい日でありますように。
あなたも、また。
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