月9 夏の恋は虹色に輝く 第8話
松潤(大雅)が俳優修行のワークショップでしごかれる第8話の最後には、素敵なシーンが用意されている。
やっと青空に虹がかかった。
気持ちを固める竹内結子さんは、海で過去に語りかける。
「わたし、好きな人がいる」
「いいんだよ、幸せになっていいんだよ」
そう、OFFで弟の声が入った。
八年前になくなった夫が答えたかのような演出。
竹内さんが、松潤に「馬鹿、馬鹿」といい、その「好き」という言葉に動揺する松潤が、いい。
気持ちが伝わってきた。
松潤と竹内結子さんに清潔感があるからこそ、このファンタジーは成立する。
ドラマが照らし出すものは、温かい愛のイメージ。
現実には様々な障害があって、ドラマはドラマ、なのかもしれない。
けれど愛は世界を照らすーそう信じさせてくれるのも、またドラマの力なのだろう。
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