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2010年9月 7日 (火)

月9 夏の恋は虹色に輝く 第8話

松潤(大雅)が俳優修行のワークショップでしごかれる第8話の最後には、素敵なシーンが用意されている。

やっと青空に虹がかかった。

気持ちを固める竹内結子さんは、海で過去に語りかける。

「わたし、好きな人がいる」

「いいんだよ、幸せになっていいんだよ」

そう、OFFで弟の声が入った。

八年前になくなった夫が答えたかのような演出。

竹内さんが、松潤に「馬鹿、馬鹿」といい、その「好き」という言葉に動揺する松潤が、いい。

気持ちが伝わってきた。

松潤と竹内結子さんに清潔感があるからこそ、このファンタジーは成立する。

ドラマが照らし出すものは、温かい愛のイメージ。

現実には様々な障害があって、ドラマはドラマ、なのかもしれない。

けれど愛は世界を照らすーそう信じさせてくれるのも、またドラマの力なのだろう。

●夏虹 第7話

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