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2010年10月25日 (月)

JALで 

久しぶりにJALに乗った。

ちょっと思い出に残ることがあった。

シドニーでJALのチェック・インをした。

ーあいにく満席で真ん中のお席で申し訳ございません。

JALの地上勤務の女性は申し訳なさそうにいった。

ーいいんですよ。

ボクは笑顔でチケットを受けとった。

和久井映見さん似の、きりっとした女性だった。

日本人で一人の乗客は自分だけ。他はカップルであったり親子であったり友人同士であったりした。

わがままはいえない。

それから二時間近く空港内で過ごし、8時45分の搭乗時間が近づいてきた。

31番ゲートの搭乗口付近で、そのアナウンスはあった。

自分の名前が呼ばれた。

なんだろう?

行ってみると、そのJALの人が立っていた。

そして近づいてきた。

ーお客様からリクエスト頂いた訳ではございませんが、いい席がおとりできましたので。

そのチケットには自分の名前が印字されてあり、Seat23Kとある。

ー窓際の良いお席です。

ーよろしいのですか? 

チケットを交換させてもらった。

搭乗する際に、その人にチケットの半券をきってもらった。

ーありがとうございました。

ーいってらっしゃいませ。

その日本語の美しい響きが心に残った。

足を伸ばして座れる席で、9時間の長旅、本当にありがたかった。

厳しい経営環境の中で、カスタマーにサービスを提供することに喜びを見出し勤務している人々がいる。

「数ある航空会社の中からJALを選んでくださいまして・・・」、そう機内アナウンスは流れる。

日本人の肌理の細やかなサービス、そして素敵な笑顔。

やはりJALにがんばってほしいと思った。

Have a nice life!

二度と会えないだろう旅の途中で、「いってらっしゃいませ」ーその日本語の凛とした響きをボクは忘れない。

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コメント

先日、熊本からJALに乗り、羽田に着陸した時の機長の腕前があまりに素晴らしかったので(フェザータッチでした!)思わずJALに感謝のメールを出してしまいました。あれほどのソフトなランディングは国内便では初めての体験です。JALは捨てたもんじゃない、と思いました。

投稿: arriba | 2010年10月27日 (水) 00時44分

arribaさん

ちょっと胸が熱くなるエピソードでした。

ありがとうございます!

プロフェッショナルの心意気、といいますか、厳しい経営環境や、冷たい世評の中で、パイロットの使命を果す男の心意気を感じました。

JAL、がんばってください、とエールを送ります。

投稿: チャーリー | 2010年10月27日 (水) 07時30分

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