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2010年10月 3日 (日)

湘南の日の出を見にいく訳(わけ)

週末の習慣になった江の島の<日の出スポット>通い。

今朝も、ボクは日の出前にそのポジションに立った。

頭上に三日月。

空の変容。

そして日の出をみた。

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どうしてボクは、この光景をみようとするのか?

自覚しないまま、この<日の出スポット>通いを続けてきた。

しかし今朝、その理由がわかった。

ボクは、この日の出をみて、冷静になろうとしていたのだ。

意識を外在化させて、世界は美しいーそう感じたいのだ。

思考の檻(おり)から出て、自由になる。

自然の中で相対的に小さな自分を意識する。

考えない自分でいたい。

陽は昇り、陽は沈むー自然の摂理。

天体の運行リズムに従いたい。

岸に波が寄せては返すように、日の出に臨む。

自分の幸不幸すら相対化して、この世界を絶対的に受入れたい。

緊張を弛緩させ、謙虚になりたい。

そんなことが、日の出の一瞬に、果されている。

太陽は葉山の山なみから昇った。

もう一ヶ月もすれば、湘南海岸から朝日が望まれるはずだ。

“冷静と情熱のあいだ”に陽は昇る。

冷静でありたくて、日の出をみようと試みる自分がいる。

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