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2010年10月13日 (水)

シドニー!②ワラビー熱血篇

シドニーに実際行くことを決めてしまってから、「地球の歩き方」も旅の情報誌も買ったけれど、ほとんど目を通していない。

目を通す気持ちにならない。

地球をダーツの的にみたてて、クルクルと回してダーツの矢が当たった場所、それが「シドニー」だった。

オペラハウスの映像以外あまり知らないこの街の情報を、行く前にたっぷり仕入れて「観光」したいのではないーそういうことにボクは気がついた。

手元にあって読まないガイドブックは、シドニーに向かう飛行機の機内で読めばいい。

しかしその中で、村上春樹さんの「シドニー!①コアラ純情篇」だけは、アンダーラインをひきながら読んでしまった。

例えば、シドニーからブリスベンまでの1000kmをクルマで移動する際にみた看板のことなどー。

「stop. revive. survive(停まって、元気をつけて、生き残ろう)」といった看板が立っている。(P172引用)

今のボクは、おそらくreviveするために、シドニーに行こうとしているのだ。

観光ではなく。

そんな自分に、村上春樹さんの力みのないシドニー・オリンピック観戦記は心地いい。

23日間のシドニー日誌を大切な手がかりとして、シドニーを楽しんでこよう。

そして続きの「シドニー!②ワラビー熱血篇」。

シドニー! (ワラビー熱血篇) (文春文庫)

ワインもオーストラリア・ワインを好んで飲むようになったという村上春樹さんは、文庫版のための短いあとがきをこう締めくくった。

「本書を読むことによって読者の皆さんが僕と一緒に、そのようなシドニーの日々を、多少なりともリアルに体験していただけたとすれば、それは僕にとって何より嬉しいことだ」。  (P245引用)

読書体験の次に、現実のシドニーのリアルな体験ができることが何よりうれしい・・・。

●シドニー!①コアラ純情篇

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