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2010年10月 5日 (火)

シドニー! ①コアラ純情篇

村上春樹さん、ノーベル賞を取るかもしれません。

しかしそれは時間の問題です・・・。

はい。

今日購入した文春文庫の「シドニー!①コアラ純情篇」、

そして「シドニー!②ワラビー熱血篇」。

シドニー! (コアラ純情篇) (文春文庫)

ランナーである村上春樹さんが、初めてシドニーを訪問するにあたり、その前段に1996年7月28日アトランタの有森裕子さんのマラソンを書き出す。

正直心が震えた。

ロバとエゴロワ、そして有森選手・・・。

有森選手の独白を、村上春樹さんはこのように描写するー。

アトランタの最後の長い上り坂のシーンだ。

「ひどく苦しい。しかし苦しいことは私の不幸ではない。逆に楽なことは私の幸福なことではない。もっとも大事なのは、自分がそこにいると感じられること、本当に心の底から感じられること。重要なのはそれだ。」(P25.引用終わり)

何故、心が震える?

自分もまた、ランナーだからか?

・・・

村上春樹さんが初めてシドニーについて著した「シドニー!」二分冊。

それを機内で読み進めてみたい。

シドニーに向かうならば・・・。

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