シドニー! ①コアラ純情篇
村上春樹さん、ノーベル賞を取るかもしれません。
しかしそれは時間の問題です・・・。
はい。
今日購入した文春文庫の「シドニー!①コアラ純情篇」、
そして「シドニー!②ワラビー熱血篇」。
ランナーである村上春樹さんが、初めてシドニーを訪問するにあたり、その前段に1996年7月28日アトランタの有森裕子さんのマラソンを書き出す。
正直心が震えた。
ロバとエゴロワ、そして有森選手・・・。
有森選手の独白を、村上春樹さんはこのように描写するー。
アトランタの最後の長い上り坂のシーンだ。
「ひどく苦しい。しかし苦しいことは私の不幸ではない。逆に楽なことは私の幸福なことではない。もっとも大事なのは、自分がそこにいると感じられること、本当に心の底から感じられること。重要なのはそれだ。」(P25.引用終わり)
何故、心が震える?
自分もまた、ランナーだからか?
・・・
村上春樹さんが初めてシドニーについて著した「シドニー!」二分冊。
それを機内で読み進めてみたい。
シドニーに向かうならば・・・。
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