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2010年11月18日 (木)

セカンドバージン

NHKドラマ「セカンドバージン」がいくつかの雑誌で取り上げられていた。

話題になっている、らしい。

一度は観てみようと思い、みた第6回。

なかなか濃密なドラマだ。

鈴木京香(中村るい)さんも、その恋人・長谷川博己(鈴木行)さんも、深田恭子(鈴木万里江)さんも、布施明(秋夫・ウィリアム・ターナー)さんも、熱演していて見応えがあった。

客観的にみれば、みんな悲劇に向かって疾走しているようだ。

草笛光子さんやYOUさんの台詞が、その悲劇に拍車をかけている。

どんどん幸せから遠ざかっていくかのようだ。

TVという安全フレームの中で、このドラマに人気が集まる理由がわかる気がした。

このような危険に誰もが身を投じる訳にはいかない。

みんなが幸せになる筋立てを考えるようでは、誰もドラマをみはしないのだろう。

それにしても、と思う。

鈴木京香(中村るい)さんは、幸せをどう考えているのだろう?

そんなことを考える視聴者は、本当はこのドラマをみる資格はないかもしれません。

ちょっと怖いドラマでした。

ホラーでは、ありませんが・・・。

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