両国 「ちゃんこ川崎」 で
両国にある「ちゃんこ川崎」で、忘年会は開かれた。
(幹事さん、ありがとう。)
風情ある日本家屋のお座敷で、お鍋を囲みながら、十数人がこの一年を振り返った。
ボクは順番に語られる皆の「物語」が面白くて、ちゃんこの方は少し疎かになってしまった。
鶏肉が美味しい。焼き鳥、大きなつくねが印象的。お勧めの日本酒は枡酒(白雪超特選、らしい)で。そして、鶏ガラのスープはさっぱりと美味でした。
十数人の一年の振り返りの「物語」は、それぞれ味があり、異なって、けれどお鍋のように一体感があった。
順番に指名する形式で十数人のお話が進行した。その最後に自分の番が回ってきた。
そこで、こんなお話をしたと記憶・・・。
今年一年をふりかえって、ここに集まるメンバーとの出会いが、自分にとっては大きな宝物になりました。
この場の一体感は、皆がおそらく「生きる」ことに向き合っているからだと思います。
(自分の近況を少しお話し、皆さんから拍手を頂きました。ありがとう。)
最近思うのですが、国家や社会(あるいはマスコミ等メディアが流す報道)は、私たちに「不安」や「恐れ」を広めている。
そのように感じられることが続いていますけれど、本当は大人は、国家や社会に対して「希望」を掲げる役割を果たさなければならない、と思います。
私たち大人が「希望」を掲げることによって、私たちの子供たちに勇気を与えていくように生きたいです。
そんなことを考えつつ、今の自分は戦っているのだろうと思います。
(実は戦っているのは、外的なものとの戦いというよりも、自分との内なる戦いなのでしょうね。)
・・・枡酒のせいで、ちゃんとお話したか、どうか。
人々の物語を聴くことによって、この一年の物語がラッピングされていくようだった。
その時、みんなの顔は、このような感じであったと思います。
考えてみれば、お相撲さんが「ちゃんこ」屋を始めるのもまた一大決心がいったはず。
大きな変化を経て、そして今では、老舗となっている。
鶏ガラのスープの味もまた長い歳月かけて磨かれてきたものなのだ。
この次は、しっかり「ちゃんこ」に集中します。
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