ハーバードの人生を変える授業

タル・ベン・シャハー博士がハーバード大学で「ポジティブ心理学」を教えていた頃の著書を約一年前に読んでいたので、最新刊「ハーバードの人生を変える授業」を懐かしい思いで、手に取った。

一年前に読んだ著書の原題は「HAPPIEＲ」、そして最新刊は「Even Happier」である。

より具体的に、もっと幸せになるためのポイントを整理し、ワークブックのような形式となっていた。

授業形式で５２講にまとめられた、その５２のタイトル自体、シンプルで好ましい。

例えば、２４．解釈を変える

認知療法の基本的前提が記されている。

歪んだ考え方を正し、合理的な考え方に置き換え、解釈しなおす・・・。

わかっていても、現実世界で活かされないことが多い。

そんなことの連続が、現実に生きるということなのだろう。

この本はワークブックになっていて、実用的に使ってほしいとする著者の意図が伝わってくる。

本が鏡となって、今の生活を内省するきっかけを与えてくれそうだ。

毎日の生活を振り返る時、きっと幸せのヒントを与えてくれることだろう。