活魚料理 ととや

新橋駅に近いオフィスに勤務する友人に呼ばれて、久しぶりに新橋を訪問した。

午前１１時に訪問し、話が弾んだ頃、友人は時計をみた。

１１時４５分。

あ、早く行かなくては。

一杯になるので・・・。

そういって連れて行ってくれた活魚料理「ととや」はビルの４階にありました。

友人の好物の「ぎんだらの照焼き」を、自分も注文。

注文してから焼き始めるお店でした。

たいそう美味でした。

新橋。

それはリーマンの街。

昔は、リーマンの側に身を置いていました。

懐かしい世界を訪問している、不思議な感じがした。

リーマンが連れ立ってお昼を食べに行く。

それが懐かしかった。

昭和の時代には、新橋には濃密なリーマンの世界が広がっていた。

今でも、それは脈々と受け継がれているのかもしれない。

お店はたぶん堅実に、味を守り、お客は辛抱強く順番を待つ。

友人はご馳走してくれた。

そして再び彼のオフィスに誘われ、打ち合わせの続きをした。

なんだか、新橋ワンダーランドを久しぶりに堪能した日。

友人に感謝。

そういえば、初めて仕事で出会ってから、軽く四半世紀は経つ。

元気な友だち、うれしいな。

そして、彼からみた自分もまた、変わらず穏やかな昔のまま、なのだろうか・・・。

おそらく、たぶん。

●活魚料理ととや