クリスピークリームドーナツ 僕たちが戦うものは・・・
7月の最終週、わがオフィスではいろいろな事が起こった。
いや、オフィスでは常に様々な事が起きる。
その中でも最終週に起きたことは、スタッフが一方的につらい決め付けをされる事だった。
おそらく職場という職場で、絶えず、恒常的に起こること。
あるいは家庭で。
あるいは街中で。
こころない出来事。
無知であるがゆえに、行使される理不尽なこと。
そんなことが、この世の中ではたくさん起こる。
今、この瞬間にも、どこかで。
マネジメントしている自分は、悔しかった。
けれど、大人はそういう気持ちを代謝しようと試みる。
静かな海面のその遥か下で激しい潮流は流れる。
けれど海面はのどかで静かな凪(なぎ)の日。西部戦線異状なし。
きっと、スタッフは、もっともっと悔しい思いだったに違いない。
出先で、クリスピー・クリームドーナツをみかけた。
みんなにドーナツを買おうと思った。
そのようなことしかできない男が僕だ。
息子の幼稚園の園長さんが語ったことばを思い出す。
まあるいこころ、と ギザギザのこころ。
ドーナツは、まあるいこころの象徴だ。
みんなにドーナツをふるまった。
静かな時が流れた。
僕たちは、と思う。
おそらく、ギザギザのこころに、負けはしない。
絶対に。
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