光文社新書「仕事するのにオフィスはいらない」
佐々木俊尚氏のこの新書を以前に購入していた。
最近、クラウドを使いこなす必要に迫られて、この本を再び手に取った。
ノマドとは「遊牧民」の意味で、オフィスに縛られずに仕事できる環境がITの成熟化にともなって出現したことを、ジャーナリストの佐々木俊尚氏は具体的に示す。
そんな環境での仕事の進め方を説いている。
今のボクにとって、仕事するのにやはりオフィスはいる。
けれど、昔に比べて、オフィスでなければ仕事ができないか?というとそうではない。
自分自身の仕事の70%は、オフィスでなくてもできるし、オフィスより快適な環境を手にいれることもできる。
しかしこの比率は、おそらく1年後には80%、2年後には90%になっていくだろう。
とても参考になったのは、第2章「アテンションコントロール」と、第5章「クラウドを使いこなす」だった。
2009年7月初版の当時には、どちらかというとクラウドはファッションに近かった。
けれど今では、クラウドを使いこなす必要に迫られている。
イノベーションを楽しんでいこう。
かろやかに適応していきましょう。
そのための入門書として、この新書はおすすめです。
| 固定リンク
コメント