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2011年7月13日 (水)

光文社新書「仕事するのにオフィスはいらない」

佐々木俊尚氏のこの新書を以前に購入していた。

最近、クラウドを使いこなす必要に迫られて、この本を再び手に取った。

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書) 副題に「ノマドワーキングのすすめ」とある。

ノマドとは「遊牧民」の意味で、オフィスに縛られずに仕事できる環境がITの成熟化にともなって出現したことを、ジャーナリストの佐々木俊尚氏は具体的に示す。

そんな環境での仕事の進め方を説いている。

今のボクにとって、仕事するのにやはりオフィスはいる。

けれど、昔に比べて、オフィスでなければ仕事ができないか?というとそうではない。

自分自身の仕事の70%は、オフィスでなくてもできるし、オフィスより快適な環境を手にいれることもできる。

しかしこの比率は、おそらく1年後には80%、2年後には90%になっていくだろう。

とても参考になったのは、第2章「アテンションコントロール」と、第5章「クラウドを使いこなす」だった。

2009年7月初版の当時には、どちらかというとクラウドはファッションに近かった。

けれど今では、クラウドを使いこなす必要に迫られている。 

イノベーションを楽しんでいこう。

かろやかに適応していきましょう。

そのための入門書として、この新書はおすすめです。

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