自由軒 名物カレー
大阪でお昼に長男が選んだのは、難波にある「自由軒」という洋食屋さんだった。
難波で降りて、iPadのマップアプリを使って探索した。
こんな時、iPadは本当に役に立つ。
千日前のアーケードにその「自由軒」はあった。
人気の名物カレーを注文。
店内は一杯で、黒柳徹子さんのような髪形をした女将が、采配を振るっていた。
どの席に、お客を座らせるか?
オーダーをとる店員に対し、どの順番でオーダーを聞くか?
すべてはこの女将の采配による。
座っているお客さんの頭上を、女将の叱責が飛んだりする。
一番働いているのが女将。
その遠隔操作で動いている店員さんの時にみせる不平顔が、面白い。
味はなかなかのものである。
なんでもカレーに玉子を乗せたのは、この店の発案らしい。
しかし、その名物カレーよりも、その名物女将の印象の方が強烈だった。
あの采配を体験するだけでも価値がある。
ほとんど専制君主的な「自由軒」の采配。
それに圧倒されました。
創業101年は、そのような活力で支えられている。
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