渋谷 からから亭で
親友が、資格試験合格のお祝いをしてくれた。
こちらから何も知らせていないのに、三か月ぶりにメールが来た。
飲もうか?
飲もう。
と、いつもトントン拍子に日時が決まる。
親友には、不思議な直観があって、会うべき時に会っている。
ありがとう。
昨晩は仕事が終わって、こちらが移動することにした。
横浜から渋谷へ。
寿司屋でお腹をつくってから、河岸を替えた。
「からから亭」。
ボクにとって伝説のお店。
狭い階段を上がり、その狭い居酒屋に舞い戻った。
渋谷にオフィスがあった頃、仕事仲間とここで飲んだ。
送別会をひらいた。
そして親友とは、何度も訪れた。
ここには、不思議な女将がいる。
狭い店内を甲斐甲斐しく動きながら、気持ちのいい応対をしてくれる。
渋谷吉兆・・・といって、叱られたっけ。
そこに再び舞い戻った。
店内はいっぱいだったけれど、席を、お客さんがあけてくれ、ボクらは座った。
ありがとう。
「美少年」というお酒を、ひやで二杯飲んだ。
豊富な玉葱の入った卵焼き、「たまたま焼き」をふたりでハフハフしながら食べた。
幸せな時間。
ひとが集う場を形成しているのは、おそらくこの女将のおかげ。
健康を回復されて甲斐甲斐しく働いている女将の姿を、常連さんは皆、喜んでいるのだ。
ほんとうは、皆その女将に会いたくて、この店に舞い戻るのだ。
だから、お元気で。
ボクらも、がんばるから。
幸せな時が流れるところに、人は集まる。
そして秋の三連休です。
いい時を、過ごしましょう。
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