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2011年11月21日 (月)

雲の変容

1974年の早稲田大学の生協の書架で注目されていたのは、辻邦生の「パリの手記」だった。

今でも手元にあるその一冊には、「辻邦生文学の源泉を明かす情熱と探究の手記」と記されている。

五冊に分かれて河出書房新社から刊行された「パリの手記」。

そのタイトルが良い。

海そして変容。

城そして象徴。

街そして形象。

岬そして啓示。

空そして永遠。

・・・。

今もなお、美しいタイトルである。

その時代の早稲田の未来の小説家の卵たちは、この「パリの手記」を一度は手にとったのではないか。

インターネットのなかった時代、ノートに文字を記すことが生きる証であった時代だ。

今のボクらは、つぶやくことが生きる証である時代・・・。

今日の空には、「雲の変容」とでも呼べる光景が広がっていた。

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ボクの心に、様々なことがよぎる。

呟くことのできないボクは、シャッターを切る。

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