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2012年5月28日 (月)

映画「ファミリー・ツリー」

原題“THE DESCENDANTS”は、「子孫たち」とでも訳せる。

それが、「ファミリー・ツリー」となったのは、やはり映画「ツリー・オブ・ライフ」にあやかっての邦題だろうか。

ジョージ・クルーニーが、好きだ。

彼が出演している映画は、ほとんど観ていることに気が付いた。

つまり、ファンなのである。

だから、他の誰かがこの映画をけなしていても、ボクは擁護する。

それがファンというものだ。

ジョージ・クルーニー様が出演を決定した映画というだけで、意味があるからだ。

彼が真面目に取組んでいる悲劇の喜劇的展開が面白い。

決して明るい話ではない。

夫婦のどうにも悲劇的な顛末を、描いている。

なのに、全編、ハワイアンが流れている。

ハワイに住んでいても、「男はつらいよ」といった処か。

ジョージ・クルーニーはハンサムで、知的で、カッコいい。

その彼が、カッコ悪い父親役を誠実に熱演している。

そんな映画を、夫婦でみたのが、また面白かった。

夕食を終えて、近所のテラスモール湘南にある109シネマズまで歩く。

映画を観終わって、夜風を味わいながら、家路を辿る。

ーあの奥さんは酷いよなあ。

などと会話しながら。

週末の映画を、夫婦で楽しむ。

それは悲劇的関係にならない予防措置となるかもしれない。

あとは、映画のチョイスをあやまたないようにするだけだ。

●映画「ファミリー・ツリー」公式HP

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