映画「ファミリー・ツリー」
原題“THE DESCENDANTS”は、「子孫たち」とでも訳せる。
それが、「ファミリー・ツリー」となったのは、やはり映画「ツリー・オブ・ライフ」にあやかっての邦題だろうか。
ジョージ・クルーニーが、好きだ。
彼が出演している映画は、ほとんど観ていることに気が付いた。
つまり、ファンなのである。
だから、他の誰かがこの映画をけなしていても、ボクは擁護する。
それがファンというものだ。
ジョージ・クルーニー様が出演を決定した映画というだけで、意味があるからだ。
彼が真面目に取組んでいる悲劇の喜劇的展開が面白い。
決して明るい話ではない。
夫婦のどうにも悲劇的な顛末を、描いている。
なのに、全編、ハワイアンが流れている。
ハワイに住んでいても、「男はつらいよ」といった処か。
ジョージ・クルーニーはハンサムで、知的で、カッコいい。
その彼が、カッコ悪い父親役を誠実に熱演している。
そんな映画を、夫婦でみたのが、また面白かった。
夕食を終えて、近所のテラスモール湘南にある109シネマズまで歩く。
映画を観終わって、夜風を味わいながら、家路を辿る。
ーあの奥さんは酷いよなあ。
などと会話しながら。
週末の映画を、夫婦で楽しむ。
それは悲劇的関係にならない予防措置となるかもしれない。
あとは、映画のチョイスをあやまたないようにするだけだ。
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