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2012年6月22日 (金)

映画「トップガン」

もう何度も観ているトム・クルーズの出世作。トニー・スコット監督の映像構築力が素晴らしい。F14とミグの空中戦がCGではなくてアメリカ海軍全面協力のもと、実写で制作されている。迫力がある。戦闘機の立体感ある機能美とトムやヴァル・キルマーら若手俳優陣の肉体美が、コラボする。それにこの映画、トムと女性教官の恋の空中戦が一方でくりひろげられ、バトルの結果、トムの圧勝、征服というメタ・ストーリーでもある。トムの跨がるバイクは戦闘機のアナロジーだ。男の子の成長物語としても良く出来ている。失われた父親像、親友の悲劇、しかし選ばれし者の進むべき道。定石がしっかりしていて、作劇の基本に忠実なのだ。これを超える航空アクション映画は、あるのだろうか?! あったら観てみたい。。

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