ガンもボケも逃げ出す「人生のテーマ」の見つけ方
講談社+α新書から出たこの本は、アンチエイジングを研究している医師・白澤卓二氏の新刊だ。
副題には「おカネをかけずに100歳まで元気な生活術」とある。
たくさんある本の中で、ボクがこの本を購入したのは、次の2つのキーワードに惹かれたからだろうか。
人生のテーマ
元気な生活術
健康が何よりも大切に思える。
<健康が、あたりまえ>とは思えなくなって久しい。
その点、この本は、なかなか示唆に富んでいる。
大好きなことを「人生のテーマ」に変える方法から始まって、仕事術、長寿法、「人生のテーマ」の見つけ方、食事法などを具体的に解きほぐしていく。
元気な長寿者をリサーチした結果もまた、興味深い。
たとえば食事法は、「朝の出勤前に生野菜ジュースを飲む」「昼に焼き魚定食を頼む」の二点だけ、というシンプルさが好ましい。(P184引用)
摂取したいサプリは、ビタミンD、カルシウム、亜鉛 の三種類だけというシンプルさである。 (P190)
これなら実行できるかもしれない。
結局のところ、シンプルなものでなければ、毎日の生活で実行し続けることは困難なのだ。
朝、生野菜ジュースを飲んだボクは、昼に焼き魚定食を頼まないかもしれないが、帰りには、カルシウムかビタミンDのサプリメントを購入するにちがいない。
読み返したい一冊でした。
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