ふたたび中目黒 大樽へ

前の会社で苦楽を共にした仲間から、急遽お食事のお誘いがあった。

ひさしぶりに会う。

とても会いたい仲間たちだ。

結局、場所は、中目黒の大樽の二階にしようということに決まった。

夕べの中目黒。

コアのメンバーの他に誰が参加するのか、知らされていなかった。

お座敷で待っている時、今までのことが脳裏をよぎった。

懐かしいメンバーが集まった。

そして予想外の仲間が途中で参加してくれて、楽しい宴席となった。

短い間しか、一緒に仕事をすることが出来なかった。

けれど、ボクは、この仲間たちと出会うために、あの職場と出会ったのかもしれない、とその時感じた。

さまざまな事が起こって、ボクはその職場を後にして、結果、新たな人生を切り開くことになった。

けれど同じ時代の同じ時間を共有している。

そんなプロセスを、友人とこの大樽の二階の座敷席で共にした。

ある意味で、この場所は、今のボクにとって、トポスかもしれない。

仲間と再会を約し、別れた。

また会いましょう。

夏は、まだまだ続く。

いや、まだまだ夏は続いてほしい。