つながらない生活 (プレジデント社)
ー「ネット世間」との距離のとり方。
そんな副題がついているこの本は、ニューヨーク・タイムズのベストセラーになったと云う。
本は、三部構成になっている。
Ⅰ つながりに満ちた暮らしのミステリー
Ⅱ 「適度につながらない」ための知恵
Ⅲ 落ち着いた生活を取り戻す
インターネットとの係わりに関して、とても示唆に富んでいる。
仕事でも、隙間時間でもインターネットと“つながる”毎日。
その集積された時間が人生の生きる時間として無視できない時間数になっていないか?
そのような疑問を持っていた。
プラトン、セネカ、グーテンベルク、シェークスピア、フランクリン、ソロー、マクルーハンの七賢人が、その時代の情報革新に直面して、どのように内面生活を守ったのか?
それを考察する第二部が特に面白い。
この本に出会って、日曜日は「インターネット安息日」にしてみようと思った。
そして、この夏、古典を一冊読破しようと決めた。
良書だ。
きっとこの夏、再読するに違いない。
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