百年で一番暑い夏 だった。
ニュースによると、この夏、そしてこの九月は、百年で一番暑い夏であったと云う。
やはり、そうであったか!
そうであろう、そうであろう。
いや、暑かった。
ヴァカンスであったら、あまり気にならなかったかもしれない。
しかし七月から九月まで、仕事を軸にして過ごしてきた人にとっては、暑さは戦うべき相手でもあったろう。
ボクもまた、そんな夏を過ごしてきた。
暑さに、負ける訳にはいかなかった。
勝てないにしても。
熱中症にならぬよう、一体何十本のソルティ・ライチを飲んだことか。
セカキチ、ソルティ・ライチの夏でした。
屋外の暑さと室内の冷房、その温度差が身体に負荷を与えてくる感覚。
やはり、三十度が延々と続くのは、「素敵」くない気がした。
しかし、その暑さもまた去ろうとしている。
映画『地獄の黙示録』でナパーム弾を降らせたキルゴアが「この戦いも、いずれ終わる」と呟いたように。
勝てないにしろ、負けなかったことを喜ぼう。
そして、どうか百年で一番暑い夏が、来年も繰り返されないようにと祈る。
そして、この秋の涼しさを、楽しもう。
今日は二十四度。
雨もまた、楽し。
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