選挙に向けて 民意は?
12月16日の衆院選まで丁度一ケ月。
週末のTV報道で政治家の去就をみていて感慨を覚えた。
2009年8月に民意が下した大きな選択。
それから三年経った。
日本が今直面している現実。
あまりにも深い混迷がある。
一方、メディアは対決の構図をつくりたいようだ。
対決の構図に新勢力。
劇場の設定は、メディアによってフレーミングされているようだ。
そこにはメディアの意図がある。
報道されない勢力もある。
意図的に報道されていない。
報道しなければ存在しないかのようだ。
しかしインターネットのおかげで、マスメディアの意図性も知れる時代だ。
メディアもまた、自分がミスリードされないように気をつけなくてはならない存在だ。
常に刺激をつくってはショーアップする・・・それで日本が良き方向に向かうとは考えにくいので。
選挙で政治家が民意に晒される。
その民意をミスリードしないような報道が望まれる。
政党が力を失っていく時代だろうか?
これ程細分化されていくと、党勢よりも候補者の人格、品格を問うべきかもしれない。
民意は試される。
約束は果たされるべきだし、責任は負うべきであるし、果たせなければ責任を取るべきだろう。
他者の批判・批評ばかりで行動しない政治家も、もはや存在意義はないだろう。
去就に注目が集まる。
しかし民意こそ注目すべきなのだ。
一か月後に明らかになる。
たった一票ではあるが、それが民主主義だ。
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