12月12日 今年の一字
いい字、いい字、ということで12月12日には今年の一字が発表されるらしい。仕事を終えて帰宅する頃にはニュースとなっているだろうか。2012年を一字に集約するのは、なかなか楽しい知的ゲームだ。ボクは考えた。2012年にどんな一字をあてようか?そこで考えた一字です。「選」。アメリカの大統領選。そして今週末の衆院選。選んだこと。選べなかったこと。選ばざるを得なかったこと。選ばされたこと。いろいろな「選」がある。ノーベル賞に選ばれた山中教授。ロンドン・オリンピックの選手たち。「選」のコインの裏には「競」と記されているかもしれない。選択すること、競うことによって、運命は切り開かれていく。だから選挙には参加するべきである。傍観者であると錯覚していても、選ばされ、自分の意志ではなくて人の意志に従わざるをえない。流されまいとしても時代の中で、歴史の中で、人は流されていく。しかし選ぶ行為の中に人は自らの人生に参加することが出来るのだろう。ボクは今年決断し、縁あって転職した。求人を選び、面接で選ばれたのだ。そうしてカウンセラーとしての一歩を踏み出した。今日も無数の選択をし、一日を過ごしていくのだ。新しい一日が始まる。
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