900人のクライエント
昨晩最後の面談を終えたのは、六時半をまわっていた。
五時十五分で業務終了だけれど、番号札をひいて待ち、結局六時をまわる頃、ボクが担当することにした。
昨晩最後の面談者を送り出した後、数えてみたら、ボクの900人目のクライエントになることを知った。
さまざまな事情を抱えて、自分の前に座る人々。
ボクの使命とは別に、争気あふれるクライエントに対峙することもあった。
難しい問題を抱えて、チカラになりたいものの、しかしその人だけに面談の時間を割き続けることもできないことも少なくない。
そして、涙。
ボクはこの仕事を通じて、どれ程の涙をみてきただろうか。
自分のコンディションを整えて、今日もこれから新たな面談に臨む。
慣れないように。
奢らぬように。
穏やかに。
どのような人にも必ず希望の光が射すことを信じて。
1人目の面談に臨んだようにクライエントに寄り添おう。
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