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2013年1月 5日 (土)

ヨイトマケの唄 美輪明宏氏

大晦日にNHK紅白歌合戦をみない自分が、この第63回を観ようと思ったのは、美輪さんの「ヨイトマケの唄」をライブで観たかったからだ。

観れて良かった。七十七歳の美輪明宏さんだ。

その渾身の「ヨイトマケの唄」。

SMAP・木村拓哉さんが「親が子を思い、子が親を思う、無償の愛の歌をお届けします」と紹介した。

曲が終わると、木村拓哉さんの眼にも光るものがあった。

何度も聴いてきたこの唄から、今回、ボクは「労働」についての普遍的な摂理(プロビデンス)を感じとった。

「父ちゃんのためなら エンヤコラ

母ちゃんのためなら エンヤコラ」

その掛け声に始まり、

「子供のためなら エンヤコラ」

その掛け声で終わる。

誰かのためにする労働が、位置づけられる。

子が親となり、今度は我が子に労働を通じてしていること。

食わせ、育て、独り立ちできるようにしていくこと。

勉強する、という言葉が歌の中盤で出てくる。

勉強させ、高校、大学を出すのは、自分のチカラで食っていけるようにするため。

食うための勉強。

曲作りのエピソードをWikipediaで知った。

当時シャンソン歌手として活躍していた美輪さんは、炭鉱労働者が客席を占める炭鉱町でのコンサートで曲作りを決意したと云う。

労働者を歌う楽曲づくり。

この名曲が生まれたのは1964(昭和39)年、東京オリンピックの年だ。

ニッポンは高度成長期を迎えていた。

歌は時に魂(たましい)に染み入る。

2013年が始まるこの季節に、労働の意味を、今一度「ヨイトマケの唄」は教えてくれた。

●YouTube ヨイトマケの唄 美輪明宏

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