成人の日 伊集院静氏のメッセージ
成人の日だ。
恒例のサントリー、伊集院静氏の広告が楽しみだった。
今年は「二十歳の元気」。
「うつむき加減のこの国」を二十歳の元気で変えてほしい。
そんなシンプルなメッセージであった。
〆は
元気な君たちを待っているんだ。
二十歳の君に乾杯。
・・・
我が次男坊も今日、新成人の式典に参加する。
父親として、伊集院さんとは別に、新成人の君(次男坊)に伝えたい。
「元気な二十歳」がいたとして、「うつむく大人」になるまでに、いったい何秒かかるのだろう?
「元気な二十歳」の何割が「うつむく大人」になるのだろう?
二十歳の元気をスポイルし、元気のない大人に仕立てあげる国家や社会や会社の制度・仕組みに、絡めとられてしまわぬように。
二十歳の元気を活用し、使い捨てにするというブラック企業を回避してほしい。
したたかに、しなやかに、戦略的に大人になってくれたまえ。
二十歳は大人の一角を担う。
被害者ではない。
加害者にすらなれる大人の仲間入りだ。
どのような国家、社会、会社、家族、そして仲間たちを造るかは、君たちの意志にかかっている。
流されていくな。
君の元気を、戦略的に持続できる仕組みを、二十歳の君は持たなくてはならない。
学び、実践し、築いていくのが大人の大人たる所以。
そういう大人のひとりに、君ならなれる。
期待しています。
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