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2013年2月16日 (土)

ひつまぶし いば昇

名古屋名物の「ひつまぶし」を次男坊に体験させてあげたかった。

名古屋の錦三丁目は昔、クラブがひしめいて、東京・銀座のような趣があった。

今でも「錦三」(きんさん)は、名古屋の大人の繁華街。

その只中に「いば昇」はある。

いばしょう、と読む。

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来名のお客さんをもてなしたり、地元のお客さんを接待したお店。

この「いば昇」は今でも昔の姿のまま。

それがうれしい。

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中庭に面した座敷に通された。

「ひつまぶし」はやはり座敷でいただきたいと願っていたので、うれしい。

刺身を注文した。

時価。

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そして、お櫃(ひつ)が運ばれてきた。

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お椀によそっていただいて、最後にお茶漬けで愉しむ。

次男坊に食べ方の流儀を教えた。

ビールのつぎ方も伝授。

ボクは接待のプロフェッショナルでも ありました。

都会の中で、穏やかで静謐なひととき。

変らぬこともまた、偉大です。

どうか十年後も、そのままの「いば昇」でいてほしい。

●いば昇 hp

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