「マリリン 7日間の恋」WOWOWの日
花粉の飛散する暖かい日曜日は、一日中WOWOWを観て過ごした。
昔、カウチポテト という言葉があったけれど、今でもいうのだろうか?
午前中は「世にも怪奇な物語」を。
オムニバス映画の三話目、フェデリコ・フェリーニの「悪魔の首飾り」。
絶品だ!
何度観たかしれないが、ボクはフェリーニの最高傑作の一つだと思う。
緩急が凄い。いや、全てのイメージが凄い。
堪能しました。
午後には「マリリン 7日間の恋」。
ソックリさんのソックリぶりを楽しめる。
ケネス・プラナーのやるローレンス・オリビエがなかなかいい。
イギリスの田園風景に射す光が、美しかった。
その光はマリリン・モンローの傷ついた魂を癒した光なのだろう。
そして、ジャパンプレミアと銘打った未公開作「360」。
ジュード・ロウ、アンソニー・ホプキンスが出ても日本未公開作だ。
大人の映画だからだろう。
「バベル」のように複数の登場人物が別々の物語を歩みながら、いつしか一つのテーマに収斂されていく。
これは傑作だった。
WOWOW 恐るべし。
お陰様で、ボクは花粉にやられることもなく、映画な日曜日を過ごすことができました。
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