3.11 あの日から二年経って
あの日のことは忘れられない。
しかしいまだに語ることは難しいことだ。
被災地の人々のことを思うと、語る言葉を失ってしまう。
あの日、自分も横浜で帰宅難民となった。
家族全員がそれぞれ別の処で帰宅難民となり、一夜を明かした。
街頭TVをみなかった晩。
携帯しているPCすらみようとしなかった晩。
離れている家族を思うと、衝撃的な映像や情報を受け止めるだけの余裕がなかったのだ。
そのような経験があるにもかかわらず、そこから学んで震災に備えることができていない。
なんでだろう。
あまりの無力感に打ちのめされたままなのか。
今度こそ家族全員で決めるべきことを決め、備えるべきことを備えよう。
備えをしなくては。
ずっとそう考えていて、しかし、それが出来なかったのにいは、理由がある。
目の前のことで、いっぱいいっぱいであった日々。
求職活動。再就職。そして転職と離職。そしてまた再就職。
長男は、就活し、就職し、社会人となり、次男坊は浪人し大学生となった。
ようやくそれぞれの道で、家族が歩み始めた。
そんな日々が戻ってきたのだ。
だから、今ここで、家族を守るための備えをしよう。
この3.11に強く思ったこと。
4月には、その備えを検証する位のスピードで、準備をしよう。
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