村上春樹さん 最新作 発売前日
4月12日(金)、つまり明日、村上春樹さんの最新作が発売される。
あまりフィーバーしてほしくないというのが正直な感想だ。
カウントダウンして本を手に入れるというお祭りに、村上春樹さんのファンはどれ位参加するのだろうか?
iPhoneやWindowsの販売みたいだ。
きっとTVのカメラが入り、明日はニュースで繰り返し流されるのだろう。
それもまた日本の現実だ。
むしろそのようなお祭りに距離を置くのが、村上春樹的スタンスでは?
そう思うのは、ボクだけだろうか?
けれど、深夜零時に発売されるなら、その場に行きたいというミーハーなもう一人の自分がいる。
なにしろ「シンフォニエッタ」のCDを真っ先に手に入れたミーハーなのだから。
しか~し、アマゾンで予約はしない。
書店で買い求めたい。
書店が、JRコンコースの販売所で、年賀葉書を売るように売るらしい。
そんな処では買わない。
村上春樹さんが、そのような販売を望むだろうか?
冷静に考えよう。
そう自分に言い聞かせる。
書店のカウンターで購入しよう。
カヴァーをつけるとすれば、丸善か・・・。
そんなことを考えながら始める4月11日。
やはり、ドキドキしてる。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
世界で一番早く読める日本、そこに住む読者の思いです。
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