南雲先生の3日 3ヶ月 3年
あまり熱心にTVをみない。
昼寝の時、ヴァラエティの番組が流れていた。
子どもたちに、お金について講義する番組。
印税2億円。
それは“はした金”、と言い切る処がTV向けなのだろう。
ダイエット法で有名になった南雲先生だ。
彼の講義は、しかし良かった。
もしも命が3日だったら?
人は「快楽」に走る。
もしも命が3ヶ月だったら?
人は「非日常」を求める。
もしも命が3年あったら?
人は日々を充実させようと願う。
生きがい、人生の目標について、子供たちに判りやすい講義だった。
ボクは、自分に問いかけた。
もしも命が3日だったら?
今日と同じ1日を3日繰り返すだろう、と。
おそらく、南雲先生と同じ世代のボクは、2億円は“はした金”とは云わないけれど、彼の人生観を理解できるポジションにいる。
この世界に何かを残そうと考えている。
生きる時間には限りがある。
それを知ることが、大人になるということなのだ。
日々の暮らしに、幸せのすべてはある。
そして自分がいなくなる前に、一生懸命働いて、この世界に何かを残そうと思う時が、きっとあるのだ。
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