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2013年5月26日 (日)

南雲先生の3日 3ヶ月 3年

あまり熱心にTVをみない。

昼寝の時、ヴァラエティの番組が流れていた。

子どもたちに、お金について講義する番組。

印税2億円。

それは“はした金”、と言い切る処がTV向けなのだろう。

ダイエット法で有名になった南雲先生だ。

彼の講義は、しかし良かった。

もしも命が3日だったら?

人は「快楽」に走る。

もしも命が3ヶ月だったら?

人は「非日常」を求める。

もしも命が3年あったら?

人は日々を充実させようと願う。

生きがい、人生の目標について、子供たちに判りやすい講義だった。

ボクは、自分に問いかけた。

もしも命が3日だったら?

今日と同じ1日を3日繰り返すだろう、と。

おそらく、南雲先生と同じ世代のボクは、2億円は“はした金”とは云わないけれど、彼の人生観を理解できるポジションにいる。

この世界に何かを残そうと考えている。

生きる時間には限りがある。

それを知ることが、大人になるということなのだ。

日々の暮らしに、幸せのすべてはある。

そして自分がいなくなる前に、一生懸命働いて、この世界に何かを残そうと思う時が、きっとあるのだ。

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