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2013年5月16日 (木)

持論 釈明 謝罪

誰にも持論はある。

権力を有する人、あるいは著名人と呼ばれる人々が持論を展開した場合、TVをはじめとするマスメディアがそれを報道する。

世論を敵にまわしたとする。

次に、釈明する。

この順番でいくと、最後には謝罪がくる。

人の関心が他のニュースに移った頃に、再び、このサイクルが回り始める。

持論→釈明→謝罪。

マスメディアを自らに引き寄せて、大衆にアピールする。

そのような行動様式が透けてみえる。

絶えずそこには目的があり、計算があり、微調整があり、自らの利益となる着地点を模索する。

他の誰かのために、ではなくて、すべては私のために。

言葉にはその人の品性や教養や文化が反映する。

だから、言葉を上手に使えるように、私たちは学ぶべきなのだ。

言葉で誰かを論破したり、誰かを傷つけるために、言葉を駆使すべきではない、とボクは思う。

ワーズーワースがいうように、自ら放った言葉は消えてなくなりはしない。

誰かの心の中にしまわれる。

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